- 弁護士 田中克幸
ブラックリストとは何か
借金を滞納したり、弁護士に債務整理を依頼すると、ブラックリストに載ります。
ブラックリストというのは、CICやJICCといった信用情報機関に延滞情報などが登録されることを言い、ブラックリストという名前のものが存在するわけではありません。
ブラックリストに載ると、原則として、カードが作れない、ローンが組めない、保証人になれないなどの不利益を受けます。
「原則として」というのは、ブラックリストに載っているからといって、貸金業者は、貸付を断る義務を負うわけではなく、各貸金業者の判断で貸すのは自由だからです。
ちなみに、
① 家を借りられなくなることはありません。
② 子供の奨学金も、機関保証にすれば、借りられます。
③ 金融機関以外は信用情報を見ることができないので、会社にばれることはありません。
④ ご家族の信用情報には一切影響はありません。
既に延滞をしてブラックリストに載っている方はもちろん、債務整理をご検討されている方であれば、それ以上借入れをするのは望ましくない状態ですから、ブラックリストに載ることを過度に不利益だと考える必要はないでしょう。でしょう。

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